魅力ある街づくりコンテスト

魅力ある街づくりコンテスト

新規分譲地における魅力ある
街づくりコンテストとは?

秋葉区分譲地「四季彩の街 ふなと」の販売を通じて、購入者・秋葉区・不動産会社の三方良しを実現するため、
新潟県内の大学生を対象に、魅力ある街づくりを企画提案していただいたコンテストです。

ご応募いただいた学生の皆さん、
誠にありがとうございました

①独創性:街作りの提案として、新たな視点があるか?
②永続性:継続的に街の魅力として残せるか?
③期待性:シンプルにわくわくする提案か?
という、観点から審査させていただきました。

グランプリ

『新規分譲地における魅力ある街づくり』

新潟医療福祉大学山際さん・星さん・横地さん・山岸さん

地域の魅力を最大限に活かしながら、住みやすく、魅力的な街を目指したプランを考えました。秋葉区矢代田エリアの強みは「閑静な住宅街」であり、落ち着いた住環境が整って、山や田んぼなどの豊かな自然のもと、住民がリラックスできる魅力的な地域。
一方弱みとして、街の活気が感じられないという課題もあり、特に高齢化が進み、若い世代や家族の移住が進んでいない状況が見られます。
私たちが目指す街づくりのコンセプトは、「豊かな自然を生かし、子育て家族と高齢者にとって理想の小都市を創出する」こと。
実現するために、「小都市思考」「自然との共生」「子育て環境」、3つの柱を掲げ、矢代田エリアの豊かな自然を活かし、住民が気軽に集える公園の整備を進めることを目指します。
「子供から大人まで遊べるアドベンチャーパーク」「リラックス施設」「プール設置」「フードトラック」「池や遊歩道の整備」から、公園を構成。
地域の交流拠点とするために、四季折々のイベントを開催し、住民同士のつながりを深めていきます。
また、幅広い層にアプローチするための多角的広報戦略として、1.若者向けSNS発信、2.高所得者向け紙媒体、3.ホームページ作成 を展開。
これらの活動を通じて、郊外エリアの魅力を発信することで、新たに関心を持つ人が増え、物件購入を検討する層が広がると考えます。

審査員からのコメント

株式会社国際総合計画 事業推進室
課長 渋谷 理一郎 様

秋葉区矢代田エリアの強み・弱みを分析し、問題点を見つけた上で、「小都市思考」「自然との共生」「子育て環境」、これらをコンセプトとした公園を設け、解決していくという内容が非常に良かったと思います。また、四季をテーマとした分譲地に対し、季節それぞれの催しやイベントを開催し、街を盛り上げるという提案に大変共感しました。

準グランプリ

多世代幸福タウン『マルチプルあきは』
のご提案

新潟医療福祉大学田中さん・渡部さん・荒川さん

「ここに住む意味・意義を明確化すること」に注目。
具体的なメリットは、「購入した時」あるいは「購入した大人」だけではなく、こどもや購入者の親世代など多様な人間が広く感じることができることが大切だと考えます。
総じて多様なライフステージに対応した幸福タウンを目指したいと思います。横文字で言えば「マルチプルウェルビーイング」な街づくりがコンセプトです。
課題解決のテーマとして、コミュニティーと住宅の多様性の2点を選出。
コミュニティーにおける相互協力の仕組み「ライフサポートアクション」と一定の「お得感」を感じることができる「ライフキャッシュバック」を立ち上げます。
それぞれが独立しているのではなく、お互いのメリットをより引き出し、継続して活用されるために「ポイントシステム」で繋がります。
多様なライフステージでの幸福を追求できるという「マルチプルウェルビーイング」を実現できる街、それが「多世代幸福タウンマルチプルあきは」の魅力です。

審査員からのコメント

株式会社広伸 執行役員取締専務 石澤 格 様

ワンアイデアの素晴らしいご提案でした。私自身、広告代理店としての目線から見ても、コミュニティーや住宅の多様性、これらを結び付ける中でポイントシステムに辿り着いたという点は、本当に素晴らしいと感じました。また、他のご提案とクロスミックスすることで、秋葉区舟戸エリアを発展させていけるよう、活かしたいと考えています。

特別賞

『新規分譲地における魅力ある街づくり』

新潟医療福祉大学大西さん・片貝さん・戸井田さん・高松さん

「散歩をしながらわくわくする毎日」 健康良し+気分良し+地域良し→三方良しの状態を実現するための構想を考えました。
健康行動と健康意識の向上にさ散歩が最も適していると考え、町の中心に人が集まるようなスペースや休憩が出来る交流の広場として、そこへ通じる道をそれぞれテーマに分けた散歩コースを作ることを提案します。
「食べ歩きコース」「ショッピングコース」「自然コース」、3つのコースの共通点として、坂や段差を少なくし歩道を広くする、ベンチやテーブルなどの休憩スペースを設ける、駐車場の数を増やす、レンタル自転車の設備を想定しました。
また、全体のターゲットを「健康志向の人」として、世代別に広告戦略を展開し、それぞれの年代層や人が利用する広告ツールを駆使し、幅広く周知することを考えました。

審査員からのコメント

株式会社水倉組 企画営業部 課長 熊倉 司 様

「散歩」という着眼点に考えを向けたことに関して、食べ歩き・ショッピング・自然という、コースに分かれた中を選んで散歩をするという提案が非常に良かったです。
広告戦略も各世代のターゲットを絞り、展開していく考え方は、今回の案件だけではなく、広く取り入れるべき点だと思います。

特別賞

『新規分譲地における魅力ある街づくり』
里山から考える持続可能な市街地の可能性

新潟県立大学向山さん・萩原さん

秋葉区が有する地域資源の印象調査、地域資源の印象調査を通じた地域価値を損なう環境要因の抽出、生産拠点の移動にともなう地域リスクの上昇を問題視しました。
地域価値を向上させるコンセプトとして、「生成系AIによる『堕落論』の再解釈」を用い、ギャップ分析を応用した、「秋葉区再生に向けた4つのプロセス」を想定。
加えて、環境変化に耐えた最強の生命体「クマムシ」を応用した生態環境のメンテナンス(治療)も取り入れました。具体的には、テキストマイニングによる「地域イメージ分析」「地域イメージギャップ」とデータによる「地域課題」の抽出、データ分析による「地域課題」、そこから生成されたナラティブを活用した「地域資源の再評価」へと繋げます。
また、地域資源の再評価による「4つのエリアでのプロジェクト」の実現にむけた戦略を立案し、気候変動や土壌の劣化、インフラの不足などの課題があるアフリカをクマムシを活用した新技術によって課題解決へと導きたいと考えます。

審査員からのコメント

株式会社清水都市設計 代表取締役 清水 勝頼 様

事前にプレゼン資料を何度も見返し、とても深い内容だと感じました。
市街地開発の背景から始まり、秋葉区においての課題、AIを用いた見解など、これからの街の在り方について、共感できる点が多くありました。このような考え方や構想を別の街を題材にしても、面白い提案が生まれてくるのでは?と興味が湧く内容でした。

特別審査員 総評

新潟市議会議員 東村 理恵子 様

「魅力ある街づくり」、その魅力の捉え方は、人それぞれ違います。
その想いをどのように提案していくかを、学生の皆さんがとても真剣に、様々な角度から考えられたのではないかと感じたコンテストでした。
この若い方々の感性、前向きで楽しい思考に大いに刺激を受けました。
市議会議員という立場から、少しずつでも実現できるよう努力していきたいと思います。